日本武道館は行き付けのライブハウスだ。ロック・コンサートに行くために小遣いを必死に貯めていたせいかチケットの半券は捨てる事は出来ず、いつの間にか宝物になってしまった。お気に入りのチケットは額装していたため日焼けしてしまい、ずれ防止に接着剤や画鋲止めを使っていたので見苦しいモノが多いですが、お許し下さい。
1980〜1990
社会人になっても相変わらずのロック小僧だ。しかし、70年代のブルース系のロックは下火になり、代わってパンクとか言うのが目立ってきた。サウンドもシンセサイザーがピコピコ鳴ってるし・・・。ロック小僧も家庭なんぞ出来たものだからコンサートは暫く休業時代もあった。
ニコレット ラーソン / Nicolette Rarson 80/5/31

ルンバ・ガールの来日だ。当時、アメリカ西海岸のロックが目立っていた。人気があるのは、もっと前からだけど、80年頃は特にLAが目立っていた。
ルンバ・ガールの入っているレコード・ジャケットがとってもキュートで大好きだ。それに声も好き。選曲も良いしネ。来日のバック・ミュージシャンもDoobieとLittle Featの混合だ!。
綺麗な会場が似合う娘だから、中野サンプラザで良かった。とても優しい気持ちになれる様な、そんなコンサートだった。そんな、かわいいシンガーが、シュワちゃん主演の「ツインズ」のサントラでジェフ・ベックと競演していたのにはビックリ。
ネットを検索したら、なんと45歳の若さで他界されたそうです。合掌。
ジャパン ジャム 2 / Japan Jam 2 80/8/17

2枚で1セットのチケットだ。横浜スタジアムのグランドで観たからアリーナ席だったのは確かだ。上の3塁側の席の意味が解らない。
開場が9時で11時開演となっている。昼間だったのは確かだ。オープニングには、クレジットされてはいない「RC サクセション」が登場した。後に僕はRC/清志郎の大ファンになるのだが、当時はまだ、その素晴らしさに気が付いていなかった。清志郎がチャボのマイクスタンドへ行って二人で歌う姿に、ミックとキースを意識してるナって思う程度だった。
お目当てのバンドは、メインのチープ・トリックではなくアトランタ・リズム・セクションだ。南部フィーリングの白人ブルースバンドで、ギタリストのハーモニックス奏法が印象的だった。
中盤位から雨になった。チープ・トリックの時には大雨だった。リック・ニールセンが4〜5本のギターを肩にかけ、少し弾いては一本ずつ外して行く妙なギター奏法を、ずぶ濡れになって観ていた。
この日のライブ映像を発見!
http://www.youtube.com/watch?v=42eyQdK6DX4&feature=related
ボズ スキャッグス / Boz Scaggs 80/10/8

78年に続き2度目のライブは、初来日の時と同じ横浜文化体育館だった。「Silk Degrees」と「Midle Man」のアルバムからの選曲だった。この二枚は当時ボズの中でもお気に入りで良く聴いていた。
カーラ ボノフ / Karla Bonoff 81/1/30

御招待<非売品>、1階1列58番。良く行っていたカフェの支配人さんから頂いた。
やはり、アリーナの最前列に座っているのは招待客だったのが解った一枚だ。かなり期待したのだ。
58番は一番端だった。ステージに向かって右側の一番端。しかし、障害物が皆無と言うのは最高だ。カーラ・ボノフの美貌に最前列から見惚れていた。
ランディー マイズナー / Randy Meizner 81/5/17

日本青年館へは友人の運転するビートルに乗って行った。地下駐車場に停めてエレベーターで会場フロアーに昇ったら、そこからはモギリ係の背中が見える。続々と入場してくる客を迎える位置だ。何てこった、チケットを持ってなくても入場出来ちゃうじゃないか。前売りで持っていたから結局、チケットは半券にならず、ミシン目の入ったままの状態で手元に残った。
ジョー ウォルシュ / Joe Walsh 81/5/18

ナンと連日のライブだ!、席はアリーナとは言えL列だから後ろの方だ。
ジョー・ウォルシュはジェームス・ギャング〜ソロの時代から好きだった。イーグルスに加入したときは不思議な感じがしたものだ。ウエストコーストのアコースティック系にアドリブギター満載のジョー・ウォルシュ。彼が加入してホテカルの大ヒットには繋がったけど、その後「ロングラン」で解散。
ライブはジョー・ウォルシュの独り舞台だから、ギンギンのロック・ワールドだ。タメの効いたリフから繰り出される、太いギター・サウンドに覆いかぶさる鼻にかかったVo.。噂では酒を飲みながらのステージだったらしい。前日観たRandy Meiznerの飛び入り期待は叶わなかったけど、楽しかったなぁ。
余談ですが、Ringo Starr & All Starrs で「Desperado」を歌っているのだけど、これがケッコウ好きなんです。
ラーセン & フェイトン・バンド / Larsen & Feiten Band 81/5/22

1月のカーラ・ボノフに続いて、このチケットもカフェの支配人さんから頂いた「御招待」だ。なんて良い人なのだろう。こうして並べてみると、この5月はランディー・マイズナー、ジョー・ウォルシュ、ラーセン&フェイトン、RCサクセションと、2週間のうちに4本ものライブ三昧だ。人生のピークかも知れない。
しかし、強烈なインパクトがなかったのか、残念な事に思い出せない・・・。支配人さん、ゴメンナサイ。
RC サクセション / RC Succession 81/5/31

当日4時開場だが早めに行こうと昼過ぎには着いたが野音の前は既に大行列だった。日比谷野音は超満員。何とか彼女と一番後ろの席を確保した。フロント・アクトのヴァージンVSの演奏が終わり、トイレに行ったが、ここも行列。席に戻る頃には、そろそろRC登場の雰囲気で客席はザワザワして、今や遅しと殺気立っている。
ライブで、こんな狂気を感じたのは初めてだ。RCのマサに絶頂期を向かえた時期だった。ライブも目茶苦茶盛り上がり、久しぶりにロック・コンサートを満喫したのだった。
ドゥービー ブラザーズ / Doobie Brothers 81/10/5

ダイナミックなアメリカン・ロックを期待しつつも、現実はマイケル・マクドナルドが中心のアダルトサウンドだ。ジャケットを見ながらアルバムを聴くときには、メンバーの顔とサウンドに違和感は全く無い。マイケル・マクドナルドだって好きなミュージシャンだから、「 Livin' on the Fault Line 」「Minute by Minute 」「One Step Closer」も良く聴いた。だけど、Doobie Brotersのライブに行くのは「Long Train Runnin'」「China Grove」路線期待を避けられないのが・・・・、スミマセン。
RC サクセション / RC Succession 81/11/15

アルバム「BLUE」発売直前のライブだ。
チケットは発売日の朝に横浜駅ビルのプレイガイドで買ったが、ここも若いファンが数人並んでいた。ライブ・バンドのキングだから仕方ないか・・・。
日比谷野音のような自由席ではないから混乱は無かったが、12列と言うのは、ステージまではかなり遠いと思ったのが第一印象だ。
意外と強く覚えているのは、キヨシローのMCだ。このライブの少し前に、静岡で予定していたライブを静岡教育委員会が勝手にキャンセルしてしまった事や、新しいアルバムの宣伝などをしたのだが、この話が面白かったのだ。 テレビ、ラジオなどに出演してもトークに関しては、音楽ほど饒舌ではないと思っていたのを、改めなくてはいけないと感じたロックショーだった。
ランディー・クロフォード / Randy Crawford 82/4/17

ランディー・クロフォードと言えば、あのビブラート。クルセイダースとの競演で有名になった「ストリート ライフ」、これを聴きに行ったのだろうけど、どうも、記憶が無い。残念。
チーボー&ベイサイド ストリート バンド / CHIBO & The Bayside Street Band 82/?/?

微妙なチケットだ。日付、時間、場所、値段が無い!
チーボー&ベイサイド・ストリート・バンドのデビューは1982年だから、この年であることは間違いないだろう。横浜ロック界の重鎮、元パワーハウス・ブルース・バンドのCHIBOさんが率いたバンドだ。
主催/TVKテレビ、後援/神奈川新聞、協賛/ポリドールとビッグなスポンサーが並んでいるだけに、業務内容が皆無のチケットはレアだ。
空白の5年間
仕事と家庭。思い起こせばバブルの時代だ。ロックに浸る時間は激減した。レコードを買っても聴く時間は少ない。しかも隣の部屋で子供が寝ているから、音量は極小かヘッドホン。曰く「ささやきロック」時代。
ミック ジャガー / Mick Jagger 88/3/23

ロック小僧も歳を重ねライブ会場に行くのも数年ぶりとなった。
チケットを受け取って時代の変化を感じた。以前のデザインされたモノではなく、必要事項が間違いなく印字された紙だ。昭和年号も63年で一年後には平成だもの。
コンサート・デビューした後楽園球場が東京ドームに生まれ変わり、その杮落としが、ミック・ジャガーのライブになった。 レコードの時代も去り、初めて買ったCDがMick Jaggerの「PRIMITIVE COOL」だった。
チケットの購入方法は、渋谷あたりで整理券を受け取ってからだった。買い方も知らなかったので、その整理券も配布から三日後あたりに入手したので、あの広い東京ドームの後ろから2番目の席だった。
遥か彼方にいるミック・ジャガー。ストーンズ・ナンバーをちりばめなくてはならないのは彼の宿命だろう。
自分でも驚いたのは、アナウンスなど無かったにも関わらず、ティナ・ターナーが出てきた時に直ぐに気が付いた事だ。あの広いドームの後ろから二番目からも認識できた、獅子舞ヘアー&ミニスカートのティナが強烈だった。
ボズ スキャッグス / Boz Scaggs 88/7/9

ボズが久しぶりにやってくる。バイクに寄り添うアルバム「Other Roads」でのカムバックツアーだ。
あの頃、CMで「結婚式にボズ・スキャッグスを呼ぼうか」なんて言う台詞を聞いて、ドキッとした覚えがある。我が夫婦も、ずいぶんボズにはお世話になった。80年のボズのコンサートが最初のデートだったし、ドライブ中も結婚式でもボズの音楽が流れていた・・・。
チケットは当日の武道館で買った。もちろん妻と一緒だ。当日券であるにもかかわらず、正面2列の良席が嬉しかった。ボズの歌声も立ち姿も相変わらず素敵だった。
ドゥービー ブラザーズ / Doobie Brothers 89/11/25

遂に憧れのドゥービーが観れる。76年、81年と観て来たものの、どうしても納得しきれない何かを一掃してくれるハズだ。三つ子の魂とでも云うのか、トム・ジョンストンとパット・シモンズが並んでこそ爆発するDoobieサウンドを体感したかったのだ。バンド名だって「麻薬兄弟」だもの、危険な叫びが無ければDoobieのライブではないのだ。
チケットは横浜アリーナで追加公演が行われるのをラジオで知って直ぐに買いに行った。横浜アリーナのセンター席、9列しかも中央だ。ステージの広さも十分だった。トム・ジョンストンが髪を振り乱し、飛び散る汗まで見える。遂に出会えたと大満足の一夜だった。
ローリング ストーンズ / Rolling Stones 90/2/14 & 20

80年代は解散説が絶えなかった。各人がソロで活動していて、解散したと言われても仕方ない。そんな噂を吹き飛ばして、ストーンズが遂にやってくる。73年の幻事件から17年の月日が流れた。ナンとしてでも観なければならない。そう、ナンとしてでも!。
チケットを買うのに徹夜をしたのは始めてだ。後にも先にも、徹夜はこの一回きりだ。当時はプレイガイドで実券を売っていたから、欲しければ並ぶしかなかった。とは言え、徹夜とは・・・。
一晩並んで隣の人とも親しくなった。枚数は忘れたが、購入規定で一人一日分だったので、お互い日付違いを買い交換して、初日の14日と20日の二回観たのだった。